それいけ!アンパンマン みんなでおどろう!おもしろダンス(DVD付) 価格: 2,625円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 たくさんのアンパンマン・バージョンがあって楽しいです。特に夏休みで幼稚園も学校もなく、体をもてあましていた子供たちに聴かせたら、大喜びでいろいろなリズムに合わせ、歌いながら好きな振りをつけて踊っています。私はDVDの振り付けでエアロビクス気分で、おばあちゃんもリズムがあうのか、自由に孫とあわせて楽しそうです。親子孫三世代で(嫁姑まで)仲良く踊れて、家庭が円満のおまけつき。感謝しています。(美帆ママ) |
春へのあこがれ~ミーントーンハープとヴァイオリンによる純正律でモーツァルトを~ 価格: 2,100円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 世はピリオド奏法流行である。古楽器を使ってビブラートを無くして速度を指示どおりにして、、、でもそこまでに留まっているなんちゃってピリオド奏法オケが多い。なぜ近代オケになってビブラートが必要になったのか?それは平均律を使うことですべての音程が等しく不協和になったからだ。響きの悪さを誤魔化すための技法がビブラートだったのだ。 ミーントーンというのはモーツアルトも愛用した調律で3度の音程を完全協和にする音程である。このCDを聞くと「あれちょっと音程悪いかな」と感じる我々は平均律に完全に毒されてしまっていることに気づく。しかし聞き続けているうちにその透明なウナリのない響きに魅了されるはず |
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義に生きたもう一人の武将 石田三成 価格: 1,365円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 「勝者は敗者の歴史を塗りかえる」とは、司馬遼太郎先生がよく指摘した言葉の一つである。 本書の序章の「石田三成の顔」や第1章「抹殺された石田三成」、第2章の「素顔の石田三成」を読むと、そのへんがよく理解できる。 のっけに唯一、江戸初期から残っている三成の肖像画の謎に関して言及している。裃のデザインが江戸末期のものという石田多加幸さんの証言をはじめ、発掘した骨の骨格、復顔した三成の顔との違いまで明らかにしている。第2章では石田屋敷や戦国当時の名城とうたわれた佐和山城がいかに消滅したが、現場検証に裏打ちされた深い考察力で解説してある。 第3章「三成と家康 |
敗者から見た関ヶ原合戦 (新書y) 価格: 840円 レビュー評価:4.5 レビュー数:10 我々が史実だとおもっていることの、少なからぬことが 「事実」と違う可能性があることを本書は教えてくれます。 それは、決して新たな発見に頼るものではなく、通説も 視点をかえれば別な地平が広がるという、知の楽しみへの いざないであります。 淀殿と北政所様の不仲が、豊家大名の分裂の原因の一つとの 従来からの視点を明確に否定しているあたりなるほど思いました。 同様に、島津氏の夜襲案否決が関が原での独自の戦いの遠因に なったとの説にも疑問を呈しておりますが、推測の範疇であり この辺は島津家の史書 |
守りの名将・上杉景勝の戦歴 (新書y) 価格: 872円 レビュー評価:5.0 レビュー数:4 上杉景勝には「上杉征伐の際、方向を変えて西に戻り始めた家康の背後をつかなかった」「なぜか最上を攻め始めた」というミステリーがあり、私がこれまで読んだ種々の小説や解説書では、直江兼続と景勝の考え方の相違がそこにあった…という解釈がなされていました。そういう書物はおおむね兼続を主として描いているものであったせいか、兼続の優秀さと景勝の判断ミス(や愚直さ)を対比させる作為のようなものを感じるものが多く、これってほんとなのかな?と感じていました。三池氏は当時の景勝の領国整備のありかたをじっくり検証してゆき、一連の景勝の行動について、従来の解釈とは別の、とても妥当な解釈を示してくれていると思います。色 |